学校日記

あれから20年

公開日
2015/01/19
更新日
2015/01/19

一般連絡

 今朝の集会では、20年前の1月17日に発生した阪神・淡路大震災と防災の話をしました。

 「あれから20年」といっても、生徒たちにとっては生まれるはるか前の話でピンと来ません。4年前の東日本大震災の発生さえも、3年生の生徒が小学5年生の時のことです。知らない世代がどんどんと増えていきます。そして、自然災害の恐ろしさや防災への意識は次第に薄れていくものです。ですから、このような区切りの時に意識を高めることはとても大事なことです。

 生徒には防災や減災のために2つの備えを話しました。一つは、家具等の転倒防止の対策、もう一つは隣近所の人たちとの関わりです。一つ目は、生徒の小遣いでも対応できることです。二つ目は、共助ということです。大災害で頼りになるのは、隣近所の皆さんです。日頃の関わりがとても大事です。

 学校では、耐震工事は終了しています。今月末には、体育館の照明器具等の落下防止工事が行われます。ご家庭でも今一度、防災への対応について話し合われてはいかがでしょう。