ドクターヘリ飛来
- 公開日
- 2013/07/19
- 更新日
- 2013/07/19
緊急連絡
午後2時過ぎに消防署から電話がありました。話の内容は、救急患者が出ましたので、南山中学校の運動場をドクターヘリの発着場に貸していただきたいとのことでした。即座に受け入れをして、到着までの時間を伺うと5分程度とのことでした。
当時校内では大勢の生徒が部活動を行っていました。まずは避難しなければいけません。運動場で活動している生徒は、校舎内あるいは体育館北側への避難指示をしました。建物内で活動している生徒には、巻き上げられた砂が建物に入らないように窓を閉める指示をしました。生徒は、指示に従い素早く対応することができました。日頃の生活態度が生きていました。すばらしい対応でした。
生徒が避難していると、指揮者とポンプ車が到着しました。ポンプ車は、プールの水を運動場に散水して砂の巻き上げを防止する作業にとりかかりました。しばらくすると上空を旋回していたドクターヘリが運動場に着陸です。その後しばらくして、救急車がけが人を乗せて運動場に到着しました。
ドクターヘリに乗ってきたお医者さんが患者の診察をして、陶生病院での治療を選択されて、救急車で陶生病院へと出発をしました。しばらくするとドクターヘリは大空に舞い上がり基地に戻っていきました。けがをされた方が早く快方に向かうことを祈ります。
しばらくすると、生徒たちは何事もなかったように部活動を再開しました。大切な命を救うための協力ができました。