地震から身を守る
- 公開日
- 2012/08/02
- 更新日
- 2012/08/02
一般連絡
瀬戸市と豊田市の境目に位置する愛知工業大学内の地域防災研究センターで研修の機会を得ました。
ここには、防災教育のためのセミナー室や各種の教材が用意されていて、主に地震の被害を防ぐ方法について学ぶことができます。
今日は、センター長の正木教授より『教育現場における防災教育と防災対策』という演題でご講演をしていただきました。
今日の話を南山中学校に当てはめてみますと、防災対策としての校舎の耐震工事は、この夏休みに行われている技術棟の工事をもって完了します。8月25日にはPTA作業の中でガラスへの飛散防止フィルム貼りを進めます。その他、地震時に倒壊の恐れのある靴箱や書棚の点検や固定等も進めています。学校で出来ないことは、市に依頼をしています。
防災教育は、避難訓練時を中心に、有事の時により良い対応が出来るよう体験を通して学ぶように進めています。2学期早々にも避難訓練を予定しています。地震は、いつ、どこにいても起こりうるものです。いつ、どこで起きても、よりよい判断をして迅速に対応できる能力をすべての教職員と生徒が身に付けなければならないと考えています。
近い将来、東海地震、東南海地震、南海地震が連動して巨大地震が起こるといわれています。今日の研修で、今出来る備えを確実に行っておく必要性を改めて確認することが出来ました。