学校日記

瀬戸の教育市民フォーラム 第2部

公開日
2013/11/18
更新日
2013/11/18

校長のこちょこちょ話

第2部では、「ロボットと暮らす未来」と題して、ロボットクリアイターの高橋智隆さんの講演が行われました。
グランドキャニオンの530メートルを単三乾電池2本で登るロボットの開発に始まり、ルマン24時間耐久レースをするロボット、東海道53次を走破するロボット、ハワイでトライアスロンをするロボットのお話などとても楽しく時間が過ぎました。「スマートフォンの音声認識はかなり性能が高いが、あまりしゃべりかけているところを見たことがない。ロボット型にするとしゃべるかけやすくなるのでは」との提案に「なるほど」と感心しました。
「従来は、不便や危険、問題があり、それを克服するために製品を開発し、産業化していた。しかし、これからは、遊びを考え、それを発信することによって普及、産業化し、その後、用途をを考えるような製品の開発もあり得る。誰が20万円もするロボットを買いますか。」とは、印象深い言葉でした。
そして、「現在の生活にロボットは全く不要です。しかし、ほんの15年前には、パソコンも携帯電話も同じ状況でした。今後、様々な製品やサービスの未来がロボットと密接に関連していくと考えられます。ロボットがやってくる近い未来に向け、今日から少し、ロボットのことを気にかけてみてください。」と結ばれました。