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やまたのおろち(1)

公開日
2015/12/06
更新日
2015/12/06

なんじゃもんじゃ

読書週間が終わりました。
なんじゃもんじゃの会が1年かかって制作した
大型紙芝居「やまたのおろち」が完成し、
3年生以上にお披露目をしました。
原作のままでは少しお話の時間が短いため、
「あまのいわと」部分をなんじゃもんじゃで加筆し
10分のお話にしました。
今回は、「あまのいわと」に出て来る鏡、勾玉、
「やまたのおろち」に出て来る剣を小道具として製作し
紙芝居の後、三種の神器のお話もさせて頂きました。
歴史や古事記というと堅苦しくなってしまいますが、
こんなお話から、日本の神話や国の成り立ちに、
少しでも興味を持って貰えたらと思っています。

また、イザナギとイザナミが日本の国を作るお話が載っている
絵本も紹介しました。
岸田衿子:文 渡辺学:絵(2002)「にほんたんじょう」(復刻版)岩崎書店
幼い頃、読んだ親御さんもみえるのではないでしょうか?
「興味がある人は読んでください」
と紹介しましたが、絶版となっています。
瀬戸の図書館で借りることが出来ますが、残念ながら蔵書は1冊です。
リクエストがあれば、長放課を使って読む機会を作ろうと思っています。
現代では「ありえない!」事の連続ですが、
日本の古代の人びとの世界観、価値観を感じ取ってもらえたら、
いいなぁ〜と思います。

今学期の1,2年の朝の読み聞かせは終了しました。
12月の「長放課のおはなし会」は大型紙芝居とクリスマスのお話です。
なんじゃもんじゃ会員一同、ステキなお話を用意して待っています。