みんなで築こう 人権の世紀 〜考えよう 相手の気持ち 育てよう 思いやりの心〜
- 公開日
- 2012/11/29
- 更新日
- 2012/11/29
ニュース
平成24年度 人権啓発活動 年間強調事項(全17項目)
(1) 女性の人権を守ろう
(2) 子どもの人権を守ろう
(3) 高齢者を大切にする心を育てよう
(4) 障害のある人の自立と社会参加を進めよう
(5) 部落差別をなくそう
(6) アイヌの人々に対する理解を深めよう
(7) 外国人の人権を尊重しよう
(8) HIV感染者やハンセン病患者等に対する偏見をなくそう
(9) 刑を終えて出所した人に対する偏見をなくそう
(10) 犯罪被害者とその家族の人権に配慮しよう
(11) インターネットを悪用した人権侵害をやめよう
(12) 北朝鮮当局による人権侵害問題に対する認識を深めよう
(13) ホームレスに対する偏見をなくそう
(14) 性的指向を理由とする差別をなくそう
(15) 性同一性障害を理由とする差別をなくそう
(16) 人身取引をなくそう
(17) 東日本大震災に起因する人権問題に取り組もう
【以上、法務省のHPより】
今年度の『人権週間』は、来月4日(火)から10日(月)までです。
「人権(=基本的人権)」とは、人間が人間として生まれながらに持っている権利です。この権利は、自由に剥奪または制限されません。
皆さんご存知の様に、我が国の憲法では「基本的人権の尊重」が謳われています。「基本的人権」とは…
・平等権… 差別されない権利
・自由権… 自由に生きる権利
・社会権… 人間らしい最低限の生活を国に保障してもらう権利
・請求権… きちんと基本的人権が守られるように国にお願いする権利
・参政権… 政治に参加する権利
学校生活の中では特に、1つ目の「平等権=差別されない権利」を課題にしていく必要があります。
「勉強ができる」「運動ができる」「背が高い」「スタイルが良い」「ハンサムだ(格好いい)」「可愛らしい」等などが素晴らしいことで、その反対は駄目なことではありません。
どれも個性・特技の一つにしか過ぎません。
テストで100点が取れる子も、60点しか取れない子も同じ一人の人間です。何の差別も受けるべきではありません。
50mを7秒台で走る子も、10秒を切れない子も同じ一人の人間です。何の差別も受けるべきではありません。
学校・学級でも、子どもたちに、他人の人権を守ることの大切さを伝えていきます。
是非ご家庭でも、具体的な例を挙げて、お話しいただけるとありがたいです。