ピストバイク?!
- 公開日
- 2011/10/06
- 更新日
- 2011/10/06
ニュース
日曜夕方の「報道番組(民放)」で、ピストバイクの危険性が取り上げられていました。
元々は競技(競輪)用の自転車で、ペダルの回転を止める(ペダルを逆回転させる)ことによってブレーキをかけるため、両輪ともブレーキが付いていません。
ブレーキが付いていない自転車では公道を走ることができないため、通常の自転車販売店では、たとえピストバイクであっても、両輪にブレーキが付いたものが売られています。
しかし、購入後、そのブレーキを自分で取り外してしまう様です。
片輪(前輪か後輪)だけ外す者がいれば、両輪とも外してしまう者が…。
何れにしても、制動力が大きく落ちるため、「あちらこちらで人身事故が起きている」と報道されていました。
ブレーキを外す理由は「格好いいから」だそうです。
ペダルの回転を止め、キュッキュッとタイヤのスリップ音を立てながら、渋滞の間を縫う様に走るのが「格好いい」と考えている様です。
その番組は、ブレーキを外したピストバイクで人をはね、大怪我をさせた若者が、「禁固刑に処されることになるだろう」とまとめられていました。
ピストバイクに限らず、自転車に乗っている人が加害者になる事故は、随分前から問題視されています。
自転車も、乱暴な運転をすれば凶器になります。最悪、車と同様に、人を死なせてしまうケースも…。
先日のBB弾に続き、読んで頂いて楽しい記事ではありませんが、とにかく子どもたちが、加害者にも被害者にもならないことを願っています。