危険を回避できる判断力を…
- 公開日
- 2011/07/05
- 更新日
- 2011/07/05
緊急連絡
少し前の話ですが、1年生の児童が、側溝に足をとられて怪我をしてしまいました。
普段その場所は、狭い通路になっていますので、子どもたちは通る際に、その側溝に落ちない様に気を付けています。
そんな状態では、子どもたちが怪我をすることはありません。
その児童が怪我をした時は、多くの児童がその場所に集まり、足元がよく見えない状態になっていました。
早速、市の学校教育課・施設係に連絡を取り、側溝の蓋(グレーチング)をお願いしました。
現在その場所には、グレーチングが付き、子どもたちが側溝に落ちる心配はなくなりました。
学校では、月に1回、『安全点検』という取り組みを行い、教職員が施設や備品の「安全性・危険性」を確認しております。
学校で処置できる場合には、用務員や校務主任が中心になって、修理・交換等の作業を行っています。
学校で処置できない場合には、前述の「施設係」を通して、専門業者に修繕を行ってもらっています。
この様に、児童の安全対策には、日頃から充分に心がけているつもりです。
但し、ハード面の整備だけでは、児童の安全を確保することができません。子どもたち一人一人が、危険を回避する判断力を身に付けていく必要があります。
例えば、教室の窓に取り付けられた「手すり」ですが、当然、児童の落下防止のために設置されています。
しかし、その「手すり」も使い方を誤れば、逆に極めて危険な備品になってしまいます。
改めてお伝えするまでもありませんが、この世の中で一番大切なものは人の命です。
学校の中で、あるいは登下校の途中で、尊い命を失う様なことが絶対にあってはなりません。
学校でも、そしてご家庭でも、色々な場面を通して、「危険を回避できる判断力」を身に付けさせていけたら…と強く思います。