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普段のクラスの雰囲気が現れます!!

公開日
2011/06/14
更新日
2011/06/14

ニュース

 今日の5時間目、4年生のあるクラスで、気分の悪くなった児童が嘔吐してしまいました。こういった事態の時、クラスの雰囲気が本当によく現れます。

 周りの子どもたちは座ったままで、一人も席を立とうとしませんでした。また、誰一人余分な事を言わず、教師が指示の声を出すまで静かに待つことができました。

 嘔吐物の場合、万が一のウィルスも想定して、学級担任や教科担任など、その場の指導者が処理をします(子どもたちには手伝わせません)。

 学級委員の女子児童が、保健室へさっと向かい、消毒剤・ビニル袋・おがくず等の入った「処理用のセット」を運んでくれました。

 教師が処理をしている間、子どもたちは一言も発することなく、やるべき課題に集中して取り組んでいました。また途中で万が一に備え、うがいをするよう伝えましたが、整然と行うことができました。
 
 お陰で、こちらは処理に集中でき、手早く片付けることができました。

 クラスの雰囲気が悪いと、周りの児童が逃げる様に席を立ったり、苦しんでいる本人に追い打ちを掛ける様な言葉を発したりします。

 これはとても大きな違いです。

 本校のどのクラスも、前者の様なクラスであって欲しいと、改めて思いました。