福祉実践教室(6年)
- 公開日
- 2011/05/18
- 更新日
- 2011/05/18
6年生のニュース
17日(火)、6年生の児童が、『福祉実践教室』で「介護体験」をしました。
6年生の子どもたちに、「高齢化社会」「老老介護」等といった言葉を伝えても、まだまだピンとこないものと思います。
しかし、現在の社会でもかなり進んできていますので、今の小学生が大人になる頃には更に…。
医学の進歩で人間が長生きできる様になったことは素晴らしいことです。でも、いくら元気な人でも、歳を重ねると共に、身体は確実に衰えていきます。そして、いつかは介護される身になるかも知れません。
福祉の仕事は、周りから見ているだけでも、とても大変に感じます。思いやりの気持ちが強い人たちだからこそできる仕事ではないでしょうか。
きっと自分の家族の介護でも、毎日続けば、嫌になる日も出てくるはずです。また、休みたいと思う日もあるはずです。いくら仕事はいえ、他人の介護をするということは、更に大変だと思います。
もちろん、「介護=お年寄り」ではありません。生まれつきの障がいや人生の途中で負った障がいで、介護を必要とする人たちもたくさんいます。
この日の「介護体験」では、寝ている人の起こし方を学んで練習したようです。起こす人にも起こされる人にも優しい起こし方があります。1回の体験で簡単に身に付くものではありませんし、すぐに役立てることはできないかも知れません。
でも、「世の中には介護を必要とする人たちがいること」を知ったことでしょう。また、「介護には思いやりの気持ちが大切であること」も感じ取ったはずです。