平成21年度 修了式
- 公開日
- 2010/03/24
- 更新日
- 2010/03/24
行事
時が経つのは本当に早いもので、本日をもって、平成21年度が終わりました。この1年間、色々な面で学校を支えていただき、本当にありがとうございました。「無事に」という言葉を安易に使うことはできませんが、「子どもたちに大きな怪我が無かったこと」や「子どもたちが事件・事故に巻き込まれることがなかった」という意味では…。
この1年間、陶原の子どもたちを見てきて、「明るく元気」という印象を強く持ちました。本校の教育目標にも、育てたい子どもの姿として、「元気な子」という言葉が見つかりますが、この点に関しては「はなまる」と言えるかも知れません。元気の表わし方はそれぞれ違うと思いますが、とにかく、「全ての児童が元気に学校へ来て欲しい」というのが、私たち教員の一番の願いです。
本日の修了式の中で、校長から、「言葉、特に悪口に充分に気を付けるように!」という話がありました。子どもたちの口から、好ましくない言葉が出てくることがあります。言っている本人は、「軽い気持ち」「面白半分」のようですが、言われた人は…。ありきたりの言葉ですが、自分が言われたらどうでしょう。恐らく、腹が立ったり、悲しくなったりするはずです。
学校では、低学年の子どもたちにも分かりやすいように、悪口のことを「チクチク言葉」と教えています。逆に、周りの人たちを楽しませたり、和ませたりする言葉は「フワフワ言葉」になります。確かに、テレビのスイッチを入れると、「チクチク言葉」を嫌なくらい耳にします。「チクチク言葉」で他人をからかったり、それに加え、時には暴力を振ったりと…。ひょっとしたら、そういう番組を放置している私たち大人が悪いのかも知れません。
陶原の子どもたちのことが大好きな校長からの最後のメッセージは、「悪口,陰口,暴力,いじめ,…が無い学校にして欲しい」です。私自身も、陶原の教員の一人として、来年度の一番の目標にしていきたいと思っています。