体育館 竣工式
- 公開日
- 2010/02/26
- 更新日
- 2010/02/27
ニュース
本日、体育館の竣工式が行われました。あいにくの天気となりましたが、強雨と強風が思わぬことを教えてくれました。先ずは、渡り廊下です。今日の様な悪天候では、屋根も囲いも全く役に立ちません。通路全てがびしょ濡れ状態に…。また、体育館の東側通路も同様でした。
もう一つは、体育館北側の倉庫とピアノ倉庫の通風孔です。換気を考えて設置されたものと思いますが、それが外の湿気を吸い込み、床がベタベタの状態に…。このまま放置して使い続けると、倉庫にしまってある様々な備品が、そして、あの焼け残った大切なピアノが、全て使えなくなってしまいます。
前者については、市側に、これ以上の改修工事を要求することができませんので、学校サイドで知恵を出し合って解決していかなければなりません。濡れた靴で体育館に入れば、床の傷みをかなり早めることになるでしょう。また、何よりも、濡れた靴底が、濡れた床が、子どもたちの怪我を引き起こす心配があります。教員間でも再び話し合いの機会を設ける予定ですが、保護者の皆さんに、良いお考えがありましたら、是非、お知らせいただきたいと思います。
後者については、完成後、間もない今ですので、建築業者が責任を持って、改善・改修に取り組んでくれるものと思います。幸い、市教委の施設係の皆さんにも現場を見ていただくことができましたので、学校としても安心しています。
さて、前置きが長くなりましたが、竣工式そのものについてお知らせします。
昨日、「6年生の歌声に期待しています」と書きましたが、その期待を数倍超える出来映えでした。約100人いるとは言うものの、あの広い体育館に響き渡る声はなかなか出せるものではありません。4月以来、「素晴らしい子どもたち」と言われ続けてきた6年生は、卒業間際になっても、決してみんなの期待を裏切りませんでした。
そして、代表児童の言葉…。司会を務めていた市の職員が、式後に、「言葉を聞いている内に、思わず涙が出そうになりました」と話してくれました。多くの来賓、仲間を前にして、本当に堂々とした態度で感謝の言葉を述べることができました。そして何よりも、「言葉に心がこもっていたこと」が一番です。式場には、建設に携わった方々がたくさんお見えになっていましたが、苦労の報われた瞬間ではなかったかと感じました。
わずか20分程度の短い式でしたが、6年生の立派な態度が、時間以上の重みを持たせてくれました。来週の月曜日はもう3月。登校できる日も、15日となりました。1日・1日に意味を持たせ、3月19日には最良の日を迎えて欲しいと、心から願っています。