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さすが6年生!

公開日
2010/01/13
更新日
2010/01/13

ニュース

 天気予報が、悪い方に外れ、今朝は突然の大雪(この地方にとっては)になりました。7時30分前後に着いていた職員は、「子どもたちは大丈夫かなあ」「この後に来る先生たちは間に合うかなあ」と心配しながら外を眺めていました。幸い、子どもたちは無事に到着し、ランドセルから用具を出すや否や、運動場めがけて走り出していきました。靴下の替えなども持っていないので、教室に戻ってくると裸足になっていた子どもたちをたくさん見かけました。もう少し早く降り始めてくれていたら、替えを準備して登校できたかも知れませんが…。

 本日は、6青の担任が出張のため、補欠の授業に入りました。普段の授業が無いので、子どもたちも「一体、誰が来たのかな」という雰囲気でした。既に課題が伝えられていたので、ほぼ全員(ほぼ…ということは全員ではないということです)の児童が、すぐに黙って作業に取りかかりました。最初の数分は、少し話し声が聞こえましたが、それも少しずつ減っていき、3分ぐらい経過した頃には、物音一つしなくなりました。私自身も仕事を持っていきましたので、一言も声を掛けていません。

 6年生ですから、「当然と言えば当然」かも知れませんが、当たり前のことができない人間が増えてきている世の中で、当たり前のことを当たり前のようにできるのは、やはり立派なことだと思います。普段から誉められることの多い6年生ですが、「この子たちは、いい中学生になるだろうなあ。」と改めて実感しました。かつて、中学校に長く勤めていたこともあるので、ついついそういった目で子どもたちを見てしまいますが、良い感想なのでお許しいただきたいと思います。

 卒業まで2ヶ月余りとなりました。小学校でやり残したことが無いように更にもうひと頑張りしてもらえたら、正しく、新しい体育館に相応しい卒業生になることでしょう。