新型インフルエンザについて
- 公開日
- 2009/11/14
- 更新日
- 2009/11/14
緊急連絡
今週は5年赤組の学級閉鎖があり、4年青組や6年赤組のように、あと少しで学級閉鎖にしなければならないクラスがあるなど、特に週前半は、冷や冷やの数日間を送っていました。週半ば頃から落ち着きを見せ、欠席者・早退者も極めて少なくなりました。
実は、この約1ヶ月間で、全児童数の3分の1を超える約200名の児童が、インフルエンザA型・同疑い・濃厚接触者等の理由で出席停止となりました。9月からの総数は220名近くです。既に582名の児童の40%程度が感染した(感染したであろう)という現状です。季節性のインフルエンザは、多い年で人口の10%と言われています。確かにかかりやすい年齢ということもありますが、40%という数字は驚異的です。
この所、土曜日の仕事の一つに、「月曜日のインフルエンザ対策」が入っています。学級閉鎖の目安になる人数が判明すると、「学校医さんとの相談」「薬剤師さんへの連絡」「市教委・給食センター・保健所への電話連絡」「メール配信」「ホームページ更新」「お便りの作成」「市教委・給食センター・保健所への報告文書作成→FAX送信」等の仕事を、場合によっては一人でやらなければなりません。事前にある程度の準備をしておいても、全部をやり切るのに5時間近くかかります。
もちろん、こちら側の仕事の件は問題外です。一番心配しているのは、感染した場合の「お子さんの重症化」です。もう充分にご承知のことばかりですが、敢えて繰り返します。次の内容について、再度、ご確認ください。
1 重症化につながる症状は…
・呼吸困難や息切れがある
・胸の痛みが続く
・強い倦怠感(だるさ)がある
2 正しい看病の方法は…
・部屋をこまめに換気する
・加湿器やぬれたタオルなどで部屋の湿度を適度に保つ
・スポーツドリンクなどで充分な水分補給をする
・看病する人は必ずマスクをし、看病後はすぐに手を洗う
3 薬の服用は…
・抗インフルエンザ薬は、症状が出てから48時間以内に服用する
(48時間以降の服用は、ほとんど効き目がない)
(服用後の異常行動にも気を付ける)
4 感染を防ぐには…
・できるだけ外出しない
・外出時にはマスクを着用する
・こまめに手洗いやうがいをする