学校日記

学区内にある「瀬戸少年院」

公開日
2008/12/24
更新日
2008/12/24

学校だより

 東山小学校の北側には、瀬戸少年院があります。この少年院は、1934年(昭和9年)5月に創立されました。敷地面積約17万平方メートル。収容定員160名(男子のみ)全国で3番目の少年院として創立されました。14歳以上20歳未満の非行少年を収容して教育を行う法務省の施設です。現在の施設は昭和60年に全面改築を行ったものだそうです。
 少年院の教育(矯正教育)は、明るい環境のもとで、規則正しい生活を営ませながら、遵法の精神を培い、勤労の意欲を育んで、心身ともに健全な少年を育成することをめざしているそうです。主な活動としては、非行に直接関係のある生活態度やものの考え方を是正するための生活指導のほか、毎日の課業としての教科教育(中学生対象)、職業補導(窯業科、農業科等)、体育、各種行事(運動会、成人式、コーラスコンクール、意見発表会等)、野外訓練、デーキャンプ等のレクリェーション的な活動および、瀬戸市の各施設(老人ホーム・保育園)等への奉仕作業等を実施しているそうです。これらの教育に当たっては、瀬戸市のほか各種団体、篤志家の方々の援助と協力を受けているそうです。
 この少年院にはさまざまな樹木があり、瀬戸の名木の一つであるシダレヤナギ(市内で最大なもの)が植えられているそうです。

             「↓創立60周年記念航空写真…平成6年」