学校日記

「ケアプラザ」や「やまて坂南公園」のまわりの昔の様子

公開日
2008/12/24
更新日
2008/12/24

学校だより

 東山小学校と南山中学校の間にケアプラザ瀬戸というりっぱな建物があります。このケアプラザ瀬戸(愛知労災特別介護施設)は家庭内で適切な介護を受けることができない高齢重度被災労働者の方々のためにその状況に応じた介護サービスを提供する施設として労働省(現厚生労働省)が設置したものです。内部は居住棟、厚生棟、管理棟からなり、庭園や噴水などもあり、とてもきれいですばらしい建物です。このケアプラザ瀬戸は平成5年3月に開所し、全国で2番目に建てられた施設です。それ以前のこの地の北側には赤池という池があり、各棟が建てられた所は赤池の南側の山の斜面を削った所です。また赤池も埋め立てられ、現在、施設の北側に広がった平地となっています。この赤池を埋め立てるときに使った土砂は少年院の山のものだそうです。たしかにやまて坂南公園の西の方を見てみると山の崖の切り通しが見られ、削り取られた土砂で池が埋め立てられたことがわかります。かつてこの山の一帯は少年院のものでしたが、少年院がそんなに広い土地がいらなくなったため、山の一部を財政的に処分し、山を削って、やまて坂の住宅の一部にしたところだそうです。この地には、昔、少年院と赤池・鴨ケ池などの池だけで閑散とした山でしたが、今や、にぎやかな住宅街となり、今なおさらなる変貌をとげようとしています。

            「↓ケアプラザ瀬戸」