学校日記

東山小学校(今昔物語2)

公開日
2010/10/06
更新日
2010/10/06

学校だより

 東山小学校は,效範小学校の分校として,昭和47年(1972年)に創設されました。瀬戸市の西部に位置する小学校で,鴨ケ池を埋め立てて建設されました。(しかし,開校当時,池の一部は校舎横,運動場南などに残っていたそうです。)開校当初の運動場で運動場らしい所は校舎側の北半分で南の方は池だったそうです。そのため,体育時などボールがすぐ池に落ちてしまい困っていたそうです。また雨が降り続いたときは足がとられるほど,運動場がぬかるんでいたそうです。学校外においても山手町の方からの通学路は勾配が急で登下校が大変だったそうですが,昭和48年頃,手すりが造られ安全に登下校できるようになったそうです。このころ,花づくり(FBC)にも力を入れ,多くの表彰をうけていたそうです。以前,東山小学校は,現在よりも,自然が豊かだったため,校庭にタヌキやイタチが顔を出していたそうです。平成元年には子ダヌキ(ぽん太と命名)が迷い込み,テレビ出演もしたそうです。
 開校当初はまだ施設が充分整っていませんでしたが,昭和52年に体育館,昭和56年には待望のプールが完成しました。とくにそれまでは,共栄プールや市民公園のプールに全校で出かけて行ったそうです。暑い中を一年生などは,行きは元気でしたが,帰りはぐったりしていたそうです。 その後,平成9・10年には,運動場改修,プールの移転改築が行われました。そのため運動場が広くなり,校地南の道路も造られ,交通の便がよくなりましたが,校舎横の鴨ケ池は埋め立てられたそうです。(しかし,このころ,現在の鴨ケ池が,学校と元UFJグランドの間に造られたそうです。) また,このころより,東山小学校は環境教育の一貫としてエコプログラムに取り組むようになりました。どんぐりの植樹,エコテント作り,エコデイキャンプ,エコパン作りなど様々な自然とのふれあい活動を通して,現在でも,心身ともに健やかな児童の育成を行っています。
 開校時より学区内が大きく変わってしまいましたが,地域の発展とともに,現在も東山小学校はさらなる発展を遂げています。

「↓開校10周年を迎えた東山小学校(昭和56年)
(現在とは運動場の形やプールの位置が違っています。)」