いじめをなくすために
- 公開日
- 2006/11/28
- 更新日
- 2006/11/21
学校から
平成18年11月20日
保護者各位
瀬戸市立東山小学校長 加藤 光昭
『緊急アピール 「いじめ根絶」に向けて』について
校庭の木々も冬支度を急ぐこのごろとなって参りました。保護者の皆様には本校の教育活動にご理解とご支援をいただきお礼申し上げます。
いじめの問題につきましては、本校におきましてもこれまでにも発生しております。その都度、担任をはじめとして、学年や学校中で協力して指導しております。指導にあたっては、日頃から、命を大切にする子 人の痛みがわかり、人に対する思いやりのある子に育てていくことを目標に学校生活全般で教育活動を進めています。しかし、これはあくまでも子どもたちの心を育てていく長期的な目標です。
あってはならないことですが、もし、いじめ等のトラブルがあった場合、やはり早期発見、早期対応が大切だと考えます。
学校でも十分な注意をはらっていくつもりですが、ご家庭でもお子様の様子に変化が見られる{具体例・・・けが、あざ、衣服のよごれ、持ち物(身につけている物 帽子 衣服 学習用具 筆箱 鉛筆 消しゴム)等がよくなくなる。}場合、すぐに学校または裏面の〈相談・連絡先〉へご相談ください。ご家庭の協力をいただき、学校・家庭・地域が連携をとりながら、子どもたちを見守っていくことが有効な対策になると思います。
こうした中、瀬戸市教育委員会は、昨日(11月19日)の教育フォーラムにおいて、「いじめ根絶」に向けての緊急アピールをいたしました。これは、子どもたちに毎日が生き生きとしたものとなるよう、すべての人が力をあわせていこうという呼びかけです。本校におきましては、この趣旨を受け、教職員が一丸となって「いじめは許さない」姿勢を持つことを再確認し、アピール文中の「子どもたちへ」の呼びかけについて児童に再度指導致しました。
保護者の皆様におかれましては、アピール文の趣旨をご理解いただき、子どもたちが楽しく学校で生活できますよう、ご支援・ご協力いただきたくお願い致します。