「理科室へ、ようこそ」
- 公開日
- 2009/06/18
- 更新日
- 2009/06/18
理科室より
みなさんは、地球が丸いということを知っていますか。「なんだ。そんなの、当たり前だよ。」と思っている人も多いでしょう。では、日本人で、最初にこの地球が丸いことを実際に自分の目で確かめた人がだれか、知っていますか。そうです。スペースシャトルから地球を見た、宇宙飛行士の毛利衛さんです。
人がまだ宇宙に行くことができなかった時代、人々は、地球がどのような形をしているのか、様々な現象をもとに想像しました。見た目には地球は平らなように見えます。また地球は、本当は太陽の周りを回っていますが、見た目には太陽が地球の周りを回っているように見えますね。でも、見た目だけで結論を出してしまうことには大きな落とし穴があります。常に疑問を持って真実を見極めることこそ科学であり、理科の学習をする意味があるのです。
科学の進歩は、近年めまぐるしいものがあります。みなさんが大人になったとき、気軽に宇宙旅行をして地球を宇宙から見ることができる日は、そんなに遠い日のことではなくなるかもしれませんね。
理科の学習では、日々の学習活動において以下のことに重点を置いて支援していきます。
1 知識を得たり、話し合いをしたりすることで情報を得る。そして計画を立てたり 予想をしたりしてイメージを持つ。その上で、自分なりの考えを全体の場で発表す る。
2 授業を受けるすべての子が実験や観察に参加し、役割を分担して協力して活動、 実践をする。
3 結果を自分自身で見極めてふり返り、次回の学習活動への橋わたしをする。