学校日記

学校保健委員会(元気になる ねむり)

公開日
2013/10/30
更新日
2013/10/30

保健室より

10月30日(水)の5時限、校医の大竹先生(おおたけニコニコクリニック院長)をお招きして、5・6年生に「元気になる眠り」の授業が行われました。

 はじめに、5・6年生を対象に行った事前アンケートの集計結果を保健委員会の児童が発表しました。そのグラフを見ると・・

・ 午後10時すぎに就寝する人・・・・・・・63人
・ そのうち12時より後に就寝する人・・・・ 7人
・ 今朝は、7時半から8時の間に起きた・・・ 9人
(う〜〜ん ちょっと、この結果 驚きです)

さて、大竹先生からは、眠りについて次の3つの内容を教えていただきました。

(1) どうして眠るの?
(2) うまく眠り 起きる方法
(3) 眠らないと 何がいけないのか

その内容を少しだけ・・・

□朝すっきり起きるためには?
太陽の光を浴びることがとても大切です。
カーテンを少し開けて眠ると、朝、睡眠がリセットされやすくなります。

□ぐっすりねむるためには?
夜に強い光を浴びないことが大切です。LEDや蛍光灯は,なかなか眠れなくなってしまいます。夜は、暗めの白熱灯が良いそうです。また、毎日同じ時刻に起き、朝ごはんをしっかりたべることが大切です。

□ねむれないと何がいけない?
 かぜを治せなくなったり、太ってしまったり、キレやすくなったり、成長しなくなったり、お肌の調子が悪くなったりしてしまいます。
 睡眠が不足してキレやすくなるのは、リラックスするための副交感神経がうまく働かず、そのかわりに興奮しやすい交感神経が活発になるからだそうです。
 さらに睡眠時間は成績とも関係していて、睡眠不足の人は学業が不振になりやすく、反対にたくさん睡眠を取りすぎるのも逆効果でよくないそうです。やはり8〜9時間ほど眠る人が最も学習効果を上げているという調査結果もあるそうです。

すてきな大人になるために、毎日の睡眠を大切にしていきたいですね。