読書週間・5日目(朝の読み語り)
- 公開日
- 2012/11/07
- 更新日
- 2012/11/07
図書ボランティアより
11月7日(水)、今日は1年2組(担任:井上教諭)で行われた三井さん(図書ボランティア)による「朝の読み語り」のようすを紹介いたします。
三井さんが読んでくださった絵本のタイトルは、『ネコとクラリネットふき』(作:岡田 淳)です。
ある夜、ぼくが仕事から帰るとネコが家の前にいます。家の中に入れて、ミルクを出してみましたが飲みません。かわりにクラリネットをふいてみると、なんだかうれしそうです。こうして、ネコとぼくとの生活が始まりました・・・
このネコ、ぼくがクラリネットを吹くたびに大きくなっていくのです。
そしてある日ついに、ぼくの家より大きくなって、ぼくの家が壊れてしまいます。
ぼくはネコの背中に引っ越しをし、旅に出ます・・・
クラリネットを吹くことが大好きなぼくとクラリネットの音を聴くのが大好きなネコ。
なんてすてきなパートナーでしょう。
ぼくもネコも絶えず満ち足りた幸せそうな顔をしています。
1年生の子どもたちは、国語で「くじらぐも」を学習しました。物語に登場するネコの大きくなって、ぷかぷか空に浮かぶようすと「くじらぐも」を重ねていたようです。
読み語りが終わると、井上教諭は1年2組の子どもたちに「ネコはどうして大きくなっていったのでしょう?」と問いかけると、子どもたちはいろいろな要素を考えはじめました。