冬の日差しを利用して・・・
- 公開日
- 2011/12/12
- 更新日
- 2011/12/12
校長室から
3時限と4時限の間の放課、3階の「多目的教室」へ行くと、黒いビニールテープのまかれたペットボトルが置いてあるのを見つけました。その中には、いっぱい水がためられています。(写真 上・中)
良い天気でも、水にふれるのがつらくて寒いこの季節、清掃の時間に「ぞうきん係」を敬遠する子どもの姿が目立ってきます。そんな時の強い味方がこの「黒いペットボトル」なのです。
子どもたちは理科で「黒い色は光を吸収する性質があること」を学習しています。黒いペットボトルを半日ほど日なたに置くと、ボトルの中の水は予想以上に温かくなります。 清掃の時間にこの水(お湯)をバケツに注ぐと、ぞうきんがけの仕事もさほど辛くはありません。今日(12日)はとても日差しが強いので、午後にはきっとあたたかいお湯ができあがっていると思います。
理科の学習内容の応用と省エネルギーの一石二鳥のこの取組、市内のいろいろな小学校でも実践されているんですよ。
ペットボトルの置かれた窓から下をのぞくと、3年2組がなにやら楽しそうなことをしています・・・(写真 下)