算数の授業と教科書(6年2組)
- 公開日
- 2011/10/31
- 更新日
- 2011/10/31
校長室から
6年2組では、担任の大塚教諭と加藤教諭によるティームティーチングのスタイルで算数の授業が行われていました。今日は「円の面積を求める公式」を考える授業でした。
円を「おうぎ形」に分断して並べかえると「平行四辺形」に似た図形になります。さらに細分化した「おうぎ形」にして並べると、限りなく「長方形」に近くなり、あの誰もが暗唱して覚えた公式「半径×半径×3.14」が導き出される・・という内容です。現行の教科書では「円周率は3.14」として書かれています。
現在、子どもたちが使用している算数の教科書では、ときどき「よみとる算数」というコーナーが設定されています。「えっ?これが算数の教科書のページ??」と思うような長い説明文や資料を読んだ後に、数学的な設問があるのが新しい教科書の特徴ではないかと思います。
写真の教科書 60ページ(6年生 算数・下)には、北海道旭川市にある動物園の説明文があります。これを読んだ後、入園者数を概数で表したり、動物園まで一番低料金で行く方法を考えたり、決められた時刻に到着するために札幌駅を何時に出発したらよいかを話し合ったり・・資料の分析力、読みとる力が要求される課題が多いものです。
「よみとる算数」というコーナーは、6年生にかぎらず他の学年の教科書にもありますので、一度、お子様の教科書をごらんになってみては・・・