学校日記

ヒガンバナの咲く季節

公開日
2011/09/23
更新日
2011/09/23

校長室から

 環境整備の終わったところを撮影していると、校門の脇(わき)にヒガンバナがさいているのを見つけました。地域のみなさんがきっと「子どもたちに季節感をもってほしい・・」と考えられて、ここだけは草を刈らずに残しておいてくださったようです。
 
 新美南吉の童話「ごんぎつね」には、兵十(ひょうじゅう)のおっかあの葬式の場面でヒガンバナの咲くようすが次のように描かれています。

 お昼が過ぎると、ごんは、村の墓地へ行って六地蔵さんのかげにかくれていました。いい天気で、遠く向こうには、お城の屋根がわらが光っています。墓地には、ひがんばなが、赤いきれのように、さき続いていました。

 今日は「秋分の日」でしたね・・・