わが家のネコ ミルク
- 公開日
- 2011/05/23
- 更新日
- 2011/05/23
校長室から
5月23日(月)の全校集会で私(校長)は児童に次のような話をしました。
わが家には縁あって、13年ほど前からネコを飼っています。白い毛のメスで「ミルク」と呼びます。もともとは「捨てられたネコ」で、誰も飼い主が見つからず私の家にやってきました。
なかなか飼い主が見つからなかった理由は、ミルクのその独特の目にあったのです。実はミルクは左右の目の色がちがうために気味悪く思われていたようです。人間だったら「友だちから 目のことでからかわれたりしないかな・・」と心配になりますね。でも、ミルク本人(?)はまったく気にすることもなく、いつものんびりひなたぼっこをして暮らしています。
インターネットで調べてみると、左右の目の色が異なることを「オッド アイ」(おかしな 目)と呼ぶそうです。白い毛のネコに出現するケースが多いのも特徴です。
目の色がちがうことから気味悪く感じられますが、海外では「幸福を運ぶネコ」として珍重されたり、貴重な種類のペットとして海外への輸出を禁止している国もあるのだとか・・・
「自分の声がきらい」、「もっと美人に」、「泣き虫がなおしたい」・・子どもたちはつい自分の容姿や性格に不満をもつものです。でも、見方を変えれば、それは短所でなく長所となるかもしれません。ミルクの話をとおして「自分のことが好きになれる子」が増えることを願います。
ミルクは「お婆ちゃんネコ」にはなりましたが、ネット検索で調べたとおり、ずっとわが家のアイドル、「福招きの猫」なんです。