私のふるさと 三重県亀山市 その3「関の戸」
- 公開日
- 2009/12/29
- 更新日
- 2009/12/30
校長室から
三重県亀山市関町には有名なお菓子があります。江戸時代から約350年間、作り続けられている「関の戸」です。江戸時代、お伊勢参りをすることが人々の一生の願いでした。お伊勢参りの往復に関宿で旅人がこのお菓子を賞味しました。
「関の戸」は、もち菓子であんこが白い皮で包まれ、その上に砂糖がまぶしてあります。これは、鈴鹿の山々の白雪をなぞらえたと伝えられています。どこかにお邪魔する時、お土産として持っていくと、とても喜んでいただいたことが、幼い頃の懐かしい思い出です。