給食週間四日目 その2 ≪今日の献立≫
- 公開日
- 2017/01/27
- 更新日
- 2017/01/29
萩山小で見られる風景
1月27日 給食週間四日目の献立を紹介します。今日は「郷土料理を味わう学校給食の日」です。瀬戸のごも,愛知の五目厚焼き玉子,ハリハリづけ,あかもく団子のすまし汁そして牛乳が献立でした。
*瀬戸のごも
せとものを焼くとき一度窯に火を入れると何日も徹夜になります。五目ごはんは,ご飯と鶏肉や根菜など具材の栄養バランスが良く、作業中でも素早く食べられます。また、窯の燃え盛る炎を前にしての作業で,塩分補給が欠かせません。濃い目の醤油味の五目ごはんが最高のごちそうでした。やきものの街「瀬戸」の郷土の料理になったのも納得です。
もう一つこんな話も聞いたことがあります。瀬戸に鰻屋さんが多いのは,栄養いっぱいで素早く食べられるどんぶり飯のうな丼が窯焼きにはぴったりだったからです。
郷土料理は地域の産業と深く結びついていますね。
さて,「ごも」というよび方について,地元が瀬戸の先生にたずねると,近くの窯焼きさんが「ごも」と言っていたと答える先生がいました。あとは「五目ごはん」「五目めし」「かやくご飯」と様々でした。
なんにしろ今日の給食の「ごも」,いつもと変わらずとってもおいしかったです(焼きそば同様,瀬戸の給食の伝統料理になっている気がします)。
愛知県産の食材たっぷりの今日の給食をもうちょっと紹介をします。
*厚焼き玉子
野菜王国愛知県のこまつな,にんじん,れんこん,しいたけ,おおばがはいっています。
*ハリハリづけ
いつもはキュウリとたくあんで調理されていますが,今日はキャベツです。愛知県が生産日本一ということで利用されたのかもしれません。
*あかもく団子のすまし汁
実はこれが一番気になりました。「あかもく」って,ご存知ですか?
調べてみると,和布(わかめ)や昆布(こんぶ)のなかまの海藻(かいそう)です。県下では海上の空港「セントレア」ができた当初,迷惑な海藻として取り上げられました。しかし今ではブランド品として販売されているそうです。今日の団子の中の「あかもく」(↓の写真の左上)も愛知県産かもしれません。
*この記事の下に給食週間四日目 その1 ≪配膳のようす≫があります。そちらもご覧ください。