学校日記

訪問科学実験 つづき

公開日
2014/10/22
更新日
2014/10/22

学年や学級の活動

 上下とも,実験の様子です。
 先生一人ではなかなか準備ができない実験を経験させてもらえました。今日の経験が普段の生活に結び付けられればと思います。また,これから学ぶ難しいこととも繋がってくれればと思います。

 ブロアーで風を送り続けるとビーチボールは安定してその位置にとどまります。難しい言葉なら流体エネルギーの保存とかベルヌーイの定理といわれます。
 紙の毛細管現象を利用して,水性ペンのインクが何種類もの色のインクでできていることを確かめます。水にとけない油性ペンのインクと組み合わせて花火や花を描きました。
 少しの水を入れたアルミ缶を熱すると缶の中は水蒸気で満たされます。これを水の中にいれると一気にペッチャンコになります。水蒸気=気体が冷やされることで一瞬に水=液体になり,缶の中の期待が消えて真空となり,外の大気に押しつぶされます。
 プラバン(ポリスチレン)に熱を加えると,やわらかくなり,縮みます。これを難しい言葉では熱硬化性と弾性というそうです。伸びた輪ゴムが元に戻るのと同じです。実は身近なポリスチレンの製品は,本来の姿ではなく熱を加えて伸ばされたものなのです。

 とても奥が深いです。有意義な学習をつめました。