8月2日≪暑中お見舞い申し上げます≫
- 公開日
- 2014/08/02
- 更新日
- 2014/08/02
萩山小で見られる風景
暑中お見舞い申し上げます。
↑の写真
トンボ池の蓮です。次々と咲きます。今がちょうど満開です。
実は今日 8月2日は,旧暦で数えると文月七日(七月七日) 七夕(たなばた)の日です。笹の節句ともいうそうです。
織姫と彦星のお話は,平安時代のころにはすでに中国から伝わってきていました。
中国では,はた織りの上手な織姫にあやかり,竹竿に糸をかけて裁縫や習字の上達を星に祈っていました。それに平安貴族が和歌を短冊に綴ることが組み合わさります。こうして七夕の日に願いごとを書いた短冊をつるすことになったようです。
また,平安時代の宮中では,七夕の日に索餅(さくべい:小麦と米の粉を練って縄状にした保存食,そうめんの原型です)をお供えして,暑い夏を元気に乗切ることを願っていました。この風習から,この時期に素麺(そうめん)を食べる習慣が生まれたようです。
七夕の行事は,日本と中国の文化のハイブリッドから生まれたものといえるかもしれません。
今日は,台風12号の影響で,湿った空気が入り込んで,空は雲に覆われ,蒸し暑く,きれいな星空を臨むことがなかなか難しいかもしれませんが・・・。こんな日は,冷たい素麺が,間違いなくおいしいですね。