学校日記

とっても楽しかった修学旅行!

公開日
2008/11/18
更新日
2008/11/18

最近の行事から

 11月13日(木)〜14日(金)の2日間、奈良・京都への修学旅行に出かけました。
 本校は5・6年生が複式学級のため、野外活動と修学旅行を隔年で実施しており、今年は修学旅行の年でした。5年生4名,6年生3名,引率教員3名の合わせて10名での1泊2日は、どこへ行っても笑顔にあふれ、子どもにとっても引率する教員にとっても、心地よい旅となりました。
 第1日目は、近鉄電車に乗って奈良の法隆寺と東大寺から奈良公園周辺を巡り興福寺に集合というコースでした。
 法隆寺ではボランティアガイドさんに案内してもらい、「へー」とか「ほー」とか言いながら必死にメモをとる姿は、ガイドさんも感心していました。どれだけ頭に入ったかな・・・!?
 その次の訪問地は東大寺大仏殿。しかし、自然に恵まれた学校で生活する子どもたちに鹿せんべいを与えたため、大仏殿に入るまでにかなりの時間を要しました。自然の中で育つ動物たちと町中で育つ百戦錬磨の鹿たちとの違いも肌で感じたようです。
 大仏殿に足を踏み入れた瞬間「うわーすごい!」と口をそろえて驚く姿からは、写真や授業の話だけでは伝えきれない現実を実感しました。
 大仏殿を出てからはグループ行動。奈良公園を散策しながら二月堂や春日大社をまわって集合場所の興福寺に笑顔で無事到着。その顔を見るだけで、楽しかったことが手に取るようにわかりました。
 一旦ホテルに行ってから、夕闇に包まれた猿沢池の畔に軒を連ねる夜店へ出かけ、思い思いのおみやげを買いました。残りの小遣いと相談しながら、かなり迷っていたようです。
 第2日目は奈良から京都へ移動し、ジャンボタクシーに乗って子どもたちと運転手さんだけの京都巡り。我々教員から離れほぼ半日、自分たちだけでの金閣寺,二条城,三十三間堂,清水寺への旅は、緊張の中にも旅の醍醐味を味わうことができ、よい経験となったようです。
 音羽の滝では混雑のため水を飲むのをあきらめ、空に向かって口を開く姿と遠景の音羽の滝を重ね合わせ、いかにも水を飲んでいるかのごとく撮影したようで、子どもの発想には驚かされました。
 ジャンボタクシーの京都駅到着は予定よりやや遅れましたが、新幹線と中央線には予定通り乗車でき、無事定光寺駅に到着しました。笑顔で迎えるお母さんたちの顔を見て、子どもたちもほっとしていました。
 この2日間の修学旅行は、いつまでも子どもたちの心に楽しい思い出として残ることでしょう。