学校日記

2年生の教室で

公開日
2008/09/14
更新日
2008/09/14

校長先生より

 担任の先生が出張などでみえないときに、授業をすることが時々あります。今日(9月12日)は、2年A組で俳句の授業を行いました。「はいく」ってなあに?から話しました。「ふるいけや かわずとびこむ 水の音」の句を取り上げて、五七五を教えました。子どもたちに、どんな様子が目に浮かぶか聞いてみました。『お寺だね。』『小さな池で濁っている感じ』「どんなカエルだと思う?」「アマガエル」「ウシガエル」「ツチガエル」「ウシガエルだったら、どんな音?」『ばしゃーん』「アマガエルだったら」『ぽちゃん』というように、子どもたちは、俳句に興味を示してくれました。それでは、みんなも作ってみようということで、テーマを「夏休み」にして作りました。いくつか紹介します。
 ○なつやすみ ぎおんまつりで かき氷  
   ○ カブトムシ みつをぬったら とんできた 
     ○ なつやすみ さい玉のスイカ おいしかった 
       ○ がくどうで みんなでダンス なつやすみ 
         ○ なつやすみ ゲームぴこぴこ たのしいよ 
           ○ じいちゃんと あせかいていく おかいもの 
 ○ たのしかった かぞくいっしょに つかみどり 
   ○ なつやすみ すずむしりりり 秋の虫 
     ○ なつやすみ はやくもおわり かなしいな 
       ○ おまつりの 金魚わたあめ なつやすみ 
         ○ なつやすみ もうおわりだな 学校だ  
           ○ なつやすみ たのしかったよ なつやすみ

 五七五と指を折りながら、一人で何句もつくりました。子どもたちの素直な気持ちが表れていて、うまく言葉を選んだなかなかのできばえです。