4/6 入学式式辞
- 公開日
- 2018/04/06
- 更新日
- 2018/04/06
校長先生より
今年の春は、例年になくあわてん坊で、すでに桜は葉っぱをつけはじめ、自由気ままにどんどん伸びています。そんな中、新入生77名を下品野小学校に迎え、入学式を行うことができたことは、喜ばしい限りです。77って何だかラッキーな気持ちになりますね。新入生のみなさん、入学、おめでとうございます。
「ありがとうございます」(元気いっぱいのあいさつ)
校長先生から一つだけお話があります。それは、「命を大切にしよう」ということです。みなさんは、瀬戸市からこの黄色い帽子をいただきます。この帽子はどうして黄色なのかわかりますか。太陽のまぶしい日差しを避けるためだったら黄色でなくてもいいですね。黄色は目立つ色なんです。誰から目立つか?それは車を運転する人からです。「あ、あそこに子どもがいるな」とすぐに気づくことができます。そうすると早め、早めにブレーキをかけてもらえて交通事故にあわなくてすみます。交通事故にあわないということは命を大切にする第一歩です。
自転車に乗る人はいますか。(たくさんの挙手あり)自転車に乗る人はぜひこれをかぶってください。そう、ヘルメットです。交通事故にあったり、でこぼこ道だったりスピードを出しすぎて転んだりしてもヘルメットがあれば、命が助かるかもしれません。
交通事故ばかりではありません。海でおぼれたり、川で流されたり、地震や火事にあったり、命を落とすことはいくらでもあります。そんなことにならないように今日入学した77名が77名のまま卒業できるようにしてほしいと思います。
保護者のみなさま、お子様の入学おめでとうございます。いよいよ、義務教育の始まりです。よく、学校教育と家庭教育は車の両輪に例えられます。学校教育だけ、あるいは家庭教育だけでは車は前に進まないということです。共に協力し合いながら77名の子どもたちを育てていきましょう。
最後になりましたが、PTA会長様はじめ、ご来賓の方々、そしてこの会場にみえていませんが、多くの地域の方々にこの子たちの成長を温かく見守ってくださることをお願いして式辞といたします。
平成30年4月6日
瀬戸市立下品野小学校長 浅井 大司