学校日記

朝の風景

公開日
2010/12/17
更新日
2010/12/17

校長先生より

 12月も半ばを過ぎ、2学期もあと少しとなりました。朝、正門のところで子どもたちを迎えていますが、通学班での登校の仕方がきちんとできている班は、「おはようございます」の挨拶も気持ちよく元気にできています。時々、班が途中で切れてそのまま学校まで来てしまうこともあり、朝から注意をしています。「小さい子の歩く速さにあわせて歩いてきてくださいね。」班長が先頭、副班長が後ろにつくことになっています。人数の多いところは大変ですが、協力し合って登校してくれるよう、これからも声をかけていきたいと思います。
 運動場の藤棚の下で、1年生の男の子が3人、一生懸命「穴」を掘っていました。「何の穴を掘っているの?」と聞くと、小声で「シーッ、お墓だよ。」「えっ?」「あのね。バッタさんが溝の中で死んでいたから、3人でお墓作ってるの」…こういう会話のできる学校にいられることに幸せを感じました。その後、いつものようにぐるりと運動場を回ってごみを拾っていると、「先生、ここにもお菓子の紙が落ちていたよ。」と素手で拾って缶の中に入れてくれる子がいました。朝から、とても温かい気持ちになりました。