道徳の時間
- 公開日
- 2011/11/30
- 更新日
- 2011/11/30
はたとうの風
市内の小中学校の先生たちが、隣の小学校で道徳の授業を参観しました。
授業は、「ロレンゾの友達」という資料をもとにして、『友情』について考える内容です。
授業の組み立ては、主に先生と子どもたちによる話し合いです。書く作業はありません。それでも、子どもたちは、授業の終わりまで熱心に話し合いを進め、他の人の意見をうなずきながらよく聞いていました。
(道徳の時間は、自分の思っていることが話せる。他の人に聞いてもらえる。)
(道徳の時間は、他の人の考えが分かる)
(道徳の時間は、先生からお話が聞ける)
(だから、道徳の時間が好き。道徳の時間が楽しみ!)
と学級のどの子も思っているのではないかと感じられるほど、授業の中で先生も子ども達も自然体でした。
日頃から、担任の先生が子どもの考えを引き出す指導や人の話を聞くことを大切にし、互いのよさを認め合う学級を進めていらっしゃることがうかがえました。道徳の時間の進め方だけでなく、学級づくりの点で学ぶことがたくさんありました。
写真は、授業の最後に、テレビ画面で「心のノート」の一場面を見せているところです。
BGMにのせて、先生が詩を読みます。画面には、学級であった思い出の写真が表示されていきます。道徳の時間で考えた「友情」のことを、自分のこれまでの生活の中で振り返ってほしいという先生の願いが込められていました。
東明小学校の5年生のみなさん、本当によい時間でした。ありがとうございました。