「もっとみてもらいたかったな。」
- 公開日
- 2011/10/20
- 更新日
- 2011/10/20
保健室より
4時間目、授業参観が終わった5年生の教室前を通った時、「あ、先生だ!」と声をかけられました。
教室をのぞいてみると、呼んだのは、廊下側にいた男の子です。
「どうしたの?〇〇くん」
「うん。。。」と、ちょっとさびしそうな様子。
みんなも静かに算数の学習をしています。担任の先生がやりとりをみて説明してくれました。
「いまね、ちょうど話してたんだよね。3時間目はたくさんの人に見てもらっていたのに、4時間目はだれもいなくてさびしいって」
「4時間目も見てもらいたかったの?」「うん」
一生懸命頑張っている姿を見てもらいたい!と思い、それを素直に表現できることが、とても嬉しかったです。
その後、保護者の方と何人かすれ違いました。
「うちの子、〇〇ができていなかったかも」「後ろばかり見てた」という会話を聞きました。
毎日子どもと接していると、出来ていることが当たり前であり、出来ていないことに目が向くようになり。。。見る目が厳しくなるのかもしれません。
子どもたちは、授業参観を楽しみにしながらも緊張していました。
失敗をしているかもしれませんが、帰ったら、頑張っていたことをまず褒めてもらえるといいなと思いました(^^)