強く、正しく
- 公開日
- 2011/06/29
- 更新日
- 2011/06/29
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薬物についての正しい知識を得て、悪に対してきっぱりと「No」と言える子になってほしい…こうした願いで、本年度も愛知県警の方を講師に招き「薬物乱用防止教室」を行いました。今回はキャラバン号も登場し、お話や映像、そして薬物の標本や写真などの詳しい資料で、薬物が人体に及ぼす害や恐ろしさがよく分かりました。
薬物の乱用は飲酒や喫煙などから始まり、シンナー、そして所持することも禁じられている覚せい剤・大麻・MDMAなどへと広がっていきます。手を出していくきっかけは、周囲からの誘いを断れ切れなかったからということがほとんどだそうです。
誘いの手口は、人の弱みにつけこんだり、だましたり、脅したりするなどとても巧妙です。
■「気分がすっきりするよ」「ダイエットになるよ」「疲れがとれるよ」「みんなやっているよ」「1回ぐらいなら、平気」「おまえ、勇気が無いなあ」「それでも○○か」…
■誰もが気軽に手にしやすいように、お菓子のような形状やブランド名やキャラクターが付けてある薬物もあります。
悪の誘いに遭った時にきっぱりと「No」と言えるには、普段の生活の中で次のような心や考え方が培われていなければなりません。
・善悪の判断が自分でできる
・誘惑や脅しに負けない強い気持ち
・正しいことを貫こうとする勇気
・自分自身への誇り
そして、何より大切なことは、子どもの心の中に相談できる家族がいること、守ってくれる大人がいることです。
未来ある子どもたちが被害に遭わないように、子どもたちに悪の誘いが忍び寄らないように、子どもたちのことを気をつけて見守り、育てていきたいと思います。