トイレから始める落ち着いた学校生活
- 公開日
- 2010/09/16
- 更新日
- 2010/09/16
はたとうの風
「しつけの原則」として言われることに、次の3つがあります。
◎あいさつをすること ◎返事をすること ◎はきものをそろえること
これらのことは『学校の生活目標』に掲げて指導していますが、前から特に気になっていることがあります。それは、はきものをそろえることです。体育館の出入口や校舎の昇降口、トイレ等に乱雑に脱ぎ散らかされた靴やスリッパを見るにつけ、子どもたちの心がそこに表れているように思われました。
集会での呼びかけやポスターの掲示、担当の先生の指導もあって、靴はよく揃えられるようになってきましたが、トイレのスリッパだけはなかなか改善される様子が見られません。
それでも、子どもたちの中には、自分の脱いだスリッパだけでなく他のスリッパまで揃え直してくれている子がいて大変嬉しく思います。しかし、使った物の整頓は、一人一人が当たり前のこととして心がけ、自分でするべきです。
普段の子どもたちの生活の中で、後に使う人のことを気遣ってスリッパを揃えることははどれだけあるでしょうか。「しつけの原則」の他の2つと比べて意外と意識されていないように思います。
たかがスリッパと軽視することはできません。スリッパの整頓は他への心遣いであり、公徳心や社会性を身に付ける重要なことだと考えます。
先日、子どもたちの意識を高めるために最終手段としてある手だてを講じました。いつもではありませんが、きちんと並べられていることが増えてきたように思います。
「トイレは学校の鏡」と言われます。子どもの心の状態が表れるからです。
しばらくは、『しつけの原則』にあるスリッパの整頓とトイレの使い方を、子どもたちの落ち着いた学校生活の1バロメーターとして置き、教職員一同、力を合わせて粘り強く取り組んでいきたいと思います。