『さくらんぼ学園』の開校式
- 公開日
- 2010/04/10
- 更新日
- 2010/04/12
はたとうの風
9日(金)に瀬戸市の29番目の学校『さくらんぼ学園』(瀬戸養護学校)の開校式がありました。この学校は、肢体に不自由のある児童生徒のための特別支援学校であり、小学部15名、中学部8名、高等部4名が入ります。教職員は46名です。
全国でもめずらしい小学校と養護学校が同じ校舎・施設を共有したつくりで(1階:養護学校、2・3階:萩山小学校)あり、この特徴を生かした「交流学習」や「共同学習」が進められます。
式典の中で、各部の児童生徒の代表が誓いの言葉を述べました。
「新しい学校でがんばります!」「共に学び、励まし合って学校をつくっていきます!」「みんなで力を合わせて、新たな伝統を築きます!」
子どもたちや先生たちのはつらつとした姿が印象的でした。
さくらんぼ学園の校歌の題名は、『君といっしょでよかった』。
作詞は大澤義洋教育長であり、先生は祝辞の中で「障害の有無にかかわらず、生きる喜びを感じてほしい。そして、命あるかぎり幸せに生きてほしいと願ってやみません」と学校にかける思いを述べられています。
さくらんぼ学園の理念は、すべての学校にも通じることです。
開校式に参加し、あらためて、どの子にも友だちや先生と過ごすかけがえのない学校生活の中で、「喜びを共有できる幸せ」を感じさせてあげたいと強く思いました。