図書室に並ぶ新規購入本の棚には、あの「半沢直樹」の原作本の著者で2011年の直木賞作家　池井戸潤　の作品が並んでいます。もちろん、ドラマの原作である「オレたちバブル入行組」や最新刊「ロスジェネの逆襲」まで、そろっています。これらのほかに、「空飛ぶタイヤ」も読み応えがあります。ぜひ、手にとってほしい作品のひとつです。
　一方で、2012年の直木賞作家　辻村深月　の作品もそろいました。思春期の揺れ動く心情を透明感あふれるタッチで描く著者の作品は、読み出したら止まらない魅力にあふれています。
　そして、愛知県出身の　松岡圭祐　の作品「万能鑑定士Qシリーズ」という、とても読みやすい本もそろいました。ひとつひとつの章を細かく区切ってテンポよく展開する著者の作風は、日頃、本を手にすることの少ない人をも、夢中にさせることでしょう。