進路説明会
- 公開日
- 2023/11/02
- 更新日
- 2023/11/02
学校の様子
6時間目に進路説明会が行われました。
2・3年生の生徒と保護者が参加しました。冒頭、校長先生から光陵中学校の校章にはなぜ角(かど)があるのかについて、校章を作成した作者のこめた思いについて話がありました。
その後、進路指導主事より主に高校入試に関する制度の変更点や手続きについて説明がありました。3年生はもちろんのこと2年生も真剣に話に耳を傾けていました。
話を聞きながら、ふと、松下幸之助さんの「道」という詩を思い出しました。少し長いですが引用します。
自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがいのないこの道。広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。
この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。なぐさめを求めたくなる時もあろう。しかし、所詮はこの道しかないのではないか。
あきらめろと言うのではない。いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まず歩むことである。自分だけしか歩めない大事な道ではないか。自分だけに与えられているかけがいのないこの道ではないか。
他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道はすこしもひらけない。道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。深い喜びも生まれてくる。
光陵中の生徒たちが自分自身しか歩めない道をたゆまず歩み続け、新たな道を切り拓いていくことを願っています。