学校日記

春を待つ

公開日
2014/02/25
更新日
2014/02/25

校長のこちょこちょ話

春を待つ暦に「立春」「雨水」「啓蟄」「春分の日」があります。いつのことでどういう意味なのでしょうか。調べてみました。
2月4日(火)立春
立春が一年の始めとされ、決まり事や季節の節目はこの日が起点になっています。冬至と春分の真ん中で、まだまだ寒いですが、暦の上では旧冬と新春の境い目にあたり、この日から春になります。梅の花が咲き始め、徐々に暖かくなり、春の始まりとなります。
2月19日(水) 雨水
雨水(うすい)は、空から降るものが雪から雨に変わり氷が溶けて水になるという意味です。草木が芽生える頃で、昔から、農耕の準備を始める目安とされてきました。春一番が吹くのもこの頃です。しかし、本格的な春の訪れにはまだ遠く、大雪が降ったりもします。
3月6日(木)啓蟄
春の暖かさを感じて、冬ごもりしていた虫が外に這い出てくるころのことです。「啓」には「ひらく、開放する、(夜が)明ける」などの意味、「蟄」には「冬ごもりのために虫が土の下に隠れる、とじこもる」という意味があります。
3月21日(金)春分の日
太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになります。この日から夏至まで、昼がだんだん長くなり、夜が短くなります。「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるように、寒さは和らぎ、過ごしやすい季節になります。桜の開花情報が聞かれるのもこの頃からです。
校庭の草木も春を待っています。