席ベル表彰
- 公開日
- 2013/12/20
- 更新日
- 2013/12/20
学校生活の様子
終業式の後、生活委員会から席ベルパーフェクト賞の表彰がありました。パーフェクト賞はG1,G2、2C、2D、2E、3A、3B、3C、3Dでした。
席ベル運動にに関して1年生の学年主任が学年通信で以下の思いが語られました。
今回、1年生は全クラスが表彰の対象外となりました。当たり前のことができなかった学年ということになります。ただ、生徒たちは表彰の対象外となったことがわかっても最後まで運動をやり抜きました。そこは褒めるべき点だと思っています。
学年集会で、生徒たちに話をしましたが、表彰されなかったとしても、それ以上に得るものがあり、成長することができれば、ある意味で席ベル運動は成功だと考えます。ただ、今回の席ベル運動で気になったのは、遅れがちな級友への声かけが乱暴なものになってしまっていたこと、そして、自分はちゃんとやったのにあの子のせいで失敗したと責めてしまう場面がみられたことです。表彰されたい強い気持ちが生んでしまったこととは思いますが、許されることではありません。それに、そのような雰囲気で活動していては、仮に表彰されたとしても得るものは何もありません。学級のために、どのような声かけをすれば達成に近づくのか、できない言い訳をせずに自分のできる限りのことを最大限の力で行ったのか。なにより、本当の意味で学級が団結して目標に向かっていたのか。責める言葉ではなく、励ましの言葉をかけられなかったのか。「僕がやってるのだから君もやれよ」ではなく「僕の準備は終わったから、君の準備を手伝うよ」という気持ちをもてなかったのか。そこをもう一度考えさせたいと思います。
今回の出来事がただの失敗で終わるか、成長のきっかけとなるか。これからの行動によって変わってきます。いつか振り返った時に、後者であったと思えるよう、私も生徒と共に反省し、次の席ベル運動は心の成長と表彰を得られるように教員と生徒たち、学年一丸となって取り組んでいきます。
これもまた成長です。がんばれ、水無瀬中!