学校日記

先生が「コラッ!」といわない教室

公開日
2013/11/14
更新日
2013/11/14

学びの創造

 2年,国語。
 向田邦子の『字のない葉書』を読んで,父親の人物像について話し合います。
 「かんしゃくってどういうことか知ってるかな。」
 「親から,この話みたいに呼び捨てにされてる人はいますか。」
 自分が答えるのは,少し不安があるのか,先生が話しかけると,生徒たちはまず近くの友達と話し合っています。ときおり,話し合いが,発展して少々外れていくグループもあります。そんなとき,なにが正しくて,なにが間違っているのか,どこに問題があったのか,先生がやんわりと指摘します。生徒たちは,それを受け入れ,少しずつ変化していきます。
 「やかましい!」
 と,向田邦子の父親よろしく,先生がかんしゃくを起こす様子がよくみられた,かつての学校のイメージは変わってきています。といっても,しかるところは徹底的にしかりますが。