自然の力と不思議
- 公開日
- 2013/07/11
- 更新日
- 2013/07/11
校長のこちょこちょ話
「あつい」の「あ」に濁点がつくような今日の天候。校長室の前のおたまじゃくしも「あつい」と言わんばかりでした。水を替えようと手を入れると何と水が生ぬるいではありませんか。おそらくこの暑さで水温も上がったのでしょう。もしかしたら今度の3連休でおたまじゃくしが煮えてしまうのではないかと心配になってきました。そこで、去年の9月から冬を越して飼ってきたおたまじゃくしをひょうたん池に戻そうと決心しました。ちょっとさみしい気持ちにもなりました。しかし、ひょうたん池に放すとおたまじゃくしの兄弟が元気に泳いでいました。しかも、校長室で飼っていたおたまじゃくしよりも2〜3倍くらい大きくなっていました。これには驚きです。ちゃんと餌も与えていたにも関わらず、この差は歴然としています。校長室のおたまは9月から1匹も死んでいません。ひょうたん池のおたまは何匹かは死んでいるでしょう。でも、成長ぶりは大きな違いがあります。まさに自然の力を実感しました。
もう一つ、ひょうたん池にはオオカナダ藻は繁殖しています。春から夏にかけて花を咲かせるのですが、この花がおもしろいのです。下の写真のように水上ではきれいに花が開いているのですが、水の中に入れると花が閉じてしまうのです。また、水上に戻すと開きます。花粉が水に濡れると受粉しなくらることがわかっているかのようです。まさに自然の不思議です。