体育祭でのハプニング
- 公開日
- 2012/09/30
- 更新日
- 2012/09/30
校長のこちょこちょ話
過日、行われた体育祭での出来事です。放送には特にこだわり、全校練習や予行でもスピーカーの音量やCDの出だし、エンディングなど細かいところまで調整してきました。当日は、卒業式の放送をも担当する信頼のおける先生の指導のもと、1、2年生と体育祭の開会式を行うベテラン放送委員に任せてありました。入場行進が終わり、国旗、生徒会旗の掲揚のときにそのハプニングは起きました。校歌に合わせて掲揚するはずの校歌が流れないのです。朝、チェックしたときは確かに流れたのに・・・・。原因は、おそらく生徒が椅子をグランドの自分の席に運ぶときにつまずいてマイクジャックが抜けていたことでした。実際には1分も間がありませんでしたが、私には5分以上に感じられました。しかし、何と誰一人、ぴくりとも動かなかったのです。「必ず校歌は流れる」「今、動けば見苦しい。」「体育祭を何としても成功させたい。」そんな思いからだったのでしょう。とても嬉しい気持ちになりました。また、ハプニングを乗り越える頼もしさも感じました。マイクジャックがつながり、校歌が流れた瞬間、みなさんはどんな気持ちだったでしょうか。