3年生の理科の授業:イオンへのなりやすさ(6月3日)
- 公開日
- 2021/06/03
- 更新日
- 2021/06/03
学校生活の様子
小学校の復習になりますが、塩酸の水溶液にマグネシウムをいれる実験をします。すると、マグネシウムが溶けて、泡(水素)が発生します。
もともと塩酸の水溶液には、水素イオンが存在しています。そこにマグネシウムをいれると、マグネシウムは水素よりイオンになりやすいので、電子を放出して、マグネシウムイオンになります。水素イオンは放出された電子と結びつき、水素原子、さらに、水素分子になり、泡となって表れます。
つまり、この実験は、マグネシウムが水素よりイオンになりやすいことが分かる実験です。
では、両方とも金属のマグネシウムと亜鉛ではどちらがイオンになりやすいかを比較することになりました。どんな実験をすればよいのでしょう。なかなか難しい課題です。
どうして、その実験をするのか、理由が分かり、どんな結果になるのかが予想できると、実験への理解が深まります。