12月4日 朝会 人権について
- 公開日
- 2017/12/04
- 更新日
- 2017/12/04
学校行事や学校全体の取り組み
今朝の朝会は、人権についての朝会でした。今週から人権週間です。そこで、今年も人権について校長先生からお話がありました。
校長先生が、「心ない言葉、言ってませんか」という話の後、谷川俊太郎の詩「わるくち」が紹介されました。
ぼく なんだいと いったら
あいつ なにがなんだいと いった
ぼく このやろと いったら
あいつ ばかやろと いった
ぼく ぼけなすと いったら
あいつ おたんちんと いった
ぼく どでどでと いったら
あいつ ごびごびと いった
ぼく がちゃらめちゃらと いったら
あいつ ちょんびにゅるにゅると いった
ぼく ござまりでべれけぶんと いったら
あいつ それから? といった
そのつぎ なんといえばいいか
ぼく わからなくなりました
しかたないから へーんと いったら
あいつ ふーんと いった
面白い詩です。低学年の子たちはクスクス笑っていましたが、確かにこんな言い合いしていたら、そのうち笑ってしまいますね。
心ない言葉を言われると、言われた方は傷つきます。でも、言った方は相手を傷つけるほどのことではないと思っています。人と人とをつなぐのは言葉。人と人を切り離していくのも言葉。言葉の重さ・大切さをもう一度確認して使う必要がありますね。