ランニング集会 日本一周の旅 郷土料理 ≪ 九州・沖縄編 ≫
- 公開日
- 2016/12/18
- 更新日
- 2016/12/18
その他のできごとや活動
赤組が沖縄県に到達しました。
郷土料理・名物料理の紹介も最終回。九州・沖縄の郷土料理を紹介します。
長崎県:言わずと知れた「長崎ちゃんぽん」です。ちゃんぽんの名の通り,魚介類と肉類,そして野菜がたっぷり入っています。
熊本県:「馬刺し」です。どうして馬を食べるようになったか? ルーツは,初代肥後藩主の加藤清正の時代にさかのぼります。400年前,豊臣秀吉の時代です。文禄・慶長の役で大陸に渡ったとき,食糧が底をつき、やむを得ず軍馬を食したことから始まったようです。
大分県:「とり天」です。唐揚げではありません。ささみを使ったものが名物で,からし醤油やポン酢で食べます。
宮崎県:「チキン南蛮」です。昭和30年代に甘酢を絡めた唐揚げが,40年代にタルタルソースもかけるようになり,今のレシピになりました。
鹿児島県:「薩摩(さつま)汁」です。さつまいもが入っているから「さつま汁」ではありません。薩摩のごった煮からきています。豚肉・さつまいもの入ったみそ汁をイメージしますが,もとは軍鶏(しゃも)を具にしていました。
沖縄県:「タコライス」です。給食でも年に1回ほど献立にのります。タコライスだから蛸(たこ)入りご飯をイメージしますが,全く違うものがでてきます。メキシコ料理「タコス」の具材(ひき肉・チーズ・レタス・トマト)をご飯にのせたことから始まりました(写真のタコライスにはゴーヤまで入っています)。
九州南部から沖縄にかけては,魚ではなく肉を使った料理が多いです。
今回の日本一周の旅,社会科の勉強になりました。