人権週間のお話(校長)
- 公開日
- 2007/12/10
- 更新日
- 2007/12/10
校長先生メッセージ
今年も、あと20日。萩山小学校の2学期ものこり2週間となってしまいました。2学期のまとめをしっかりとしてくださいね。
今年は、例年になくインフルエンザの流行が早くやってきているということです。予防についてですが、うがい、手洗いはもちろんですが、くしゃみの仕方も気をつけてください。人に向かってしない、ハンカチなどで押さえて、自分がどんな菌を持っているかわかりませんのでくれぐれも注意してほしいものです。インフルエンザの菌は、体の中にはいると、1個の菌があっという間に100万倍の数になるそうです。1年の最後が、風邪を引いて終了と言うことになると、1年中病気で終わったと言う印象が残ります。全員の人が元気で、1年を終わりましょう。
さて、12月4日からの1週間は世界人権週間です。世界中の人が手を取り合い、誰とでも分け隔てなく生活を共にできることを目指してつくられています。
人権とは、すべての人は、同じように生きていく権利を持っているということ。どの人も、平等なんだよ、ということです。では、人権を守るということはどんなことでしょう。
人権を守るとは、お互いを認め合ったり、助け合ったりすることです。
認め合うことは、人と同じことができないと人間は差別してしまいます。差別することなく、一人ひとり違っていいんだよという見方ができるようすることです。
助け合うことは、困っている人、苦しんでいる人に救いの手をさしのべることです。だいじょうぶ、元気を出してと声をかけて、実際に思いやりの心を持って行動することです。
みんながしゃべる言葉には、大きな力があります。人を励ましたり、勇気づけたり、感動させたりします。認めたり、助けたりするような人を幸せにする言葉を使っているでしょうか。周りの人に優しくできる人は、周りの人からも優しくされるはずです。あなたのことばは、人を幸せにすることも不幸せにすることもできるのです。
人に優しく、また自分にも優しく、お互いが思いやりを持ちながら生きていきたいものですね。
(写真は上:朝会時の表彰の様子,下:朝会後の保健委員会によるかぜ予防の劇の様子)