学校日記

人権週間 ポスター パート7 ≪外国人の人権問題≫

公開日
2014/12/10
更新日
2014/12/10

学校からのおたより

 今日は,世界人権デーです。
 
 今から66年前,1948年12月10日,国際連合総会において,世界人権宣言が採択されました。1950年,そのことを記念して12月10日を「世界人権デー」とすることが採択されました。
 
 世界人権宣言,中学校の社会科の教科書にも載っていた気がします。
 人類史上初めて「すべての人間が生まれながらにもつ基本的人権」について認めた宣言です。文部省のHPにやさしい言葉で記された「世界人権宣言」がありました。こちらからどうぞ⇒http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/024/report/08041404/013/009.htm

 さて,愛知県の人権啓発ポスターのご紹介も本日で最後です。今日は「外国人の人権問題」です。

  「外国人だ」
  と僕を見る目が,
  「悪い事しそうだ」
  と言っている。
 
 先入観や偏見について考えよう。「外国人の人権問題」


 本校にとっても身近なことです。
 
 校内にも,この愛知県の人権啓発ポスターを掲示しました。このポスターを見たある外国籍の子が,「こう感じた経験がある」と話していました。
 
 先入観(前もっていだいている固定的な観念で,それによって自由な思考が妨げられる)や偏見(かたよった見方・考え方。ある集団や個人に対して,客観的な根拠なしにいだかれる非好意的な先入観や判断)。
 
 固定的な観念やかたよった見方・考え方は,もともと持っているものではないはずです。ある時ある場所でだれかからうえつけられ育っていくものではないでしょうか。
 萩山小には多くの外国籍の子がいます。そして一緒に学び遊ぶことが当たり前の場となっています。共に生活し学んだことから先入観は生まれません。偏見も減らしていけます。
 萩山小には,見方や考え方の違いがたくさんあります。でもそれをわかり合う努力も同じだけしています。
 さまざまな国の子が生活する萩山小は,とてもすてきな学校と思います。

 ポスターのPDF版をこちらよりダウンロードできます⇒人権週間啓発ポスター No.7 「外国人の人権問題」